レプリケーション検証機能で正常なレコードがソースのみ、ターゲットのみのレコードとして表示されます。

レプリケーションの検証をすることで、ソースのみのレコード、ターゲットのみのレコード、ソースとターゲットで差異のあるレコードを確認できます。

しかし、本来、ソースにもターゲットにも存在し、差異のないレコードがソースのみ、ターゲットのみに存在するレコードとして表示されることがあります。

 

これは、DBMotoはソースとターゲットのレコードを比較する前に主キーをベースにレコードのソートを行いますが、このときのソースDBとターゲットDBのソートの仕様の違いによるものです。

例えば、Oracleの場合、大文字、小文字を区別してソートするため、D→aの順番でソートされ、MySQLの場合、大文字、小文字を区別せずソートするため、a→Dの順番でソートされます。

このソートの順番が異なるため、このような結果が生じます。

 

この事象を回避するため、検証機能のオプション「ORDER BY句」の「ソーステーブル」「ターゲットテーブル」に「LOWER(主キー)」を入力してください。こうすることで、大文字、小文字の区別なくソートが行えるため、問題なく検証することが可能です。

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