StarWind VSANがサポートするKVMベースのハイパバイザーには何がありますか?

StarWind VSANは、KVMをベースとした様々なハイパーバイザーソリューションをサポートしています。

これは、StarWind VSANが、Controller Virtual Machine (CVM) と呼ばれるLinuxベースの仮想マシンとしてデプロイされ、iSCSIストレージとしてKVMホストに高可用性ストレージを提供する方式を採用しているためです。


 

💻 サポートされるKVMベースのハイパーバイザの例

 

具体的なKVMベースのソリューションとしては、以下のようなものが挙げられます:

  • Proxmox VE (Virtual Environment)
  • oVirt (現在はEOLで、後継はRed Hat Virtualization (RHV)、またはそのアップストリームであるOVN/OLVM)
  • OLVM (Oracle Linux Virtualization Manager)
  • Xen Hypervisor (KVMとは異なりますが、StarWind VSANはLinuxベースのVMとしてデプロイできるため、こちらもサポートされています。)

 

📝 補足情報

 

  • KVM自体はLinuxカーネルの機能であり、StarWind VSANはiSCSIターゲットとして機能することで、KVMをハイパーバイザとして使用する環境に高可用性ストレージを提供します。
  • 多くのユーザーが、Proxmox VEのようなKVMベースのソリューションとStarWind VSANを組み合わせて、アクティブ-アクティブの高可用性ストレージを構築しています。

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