Climb Cloud Backup & Securityは、「次世代アンチウイルス」「エンドポイント管理」「バックアップ」の3つを1つのエージェントに統合しているのが最大の特徴です。
具体的にできることを、セキュリティのライフサイクルに沿って整理して解説します。
1. 攻撃を未然に防ぐ(プロアクティブ)
攻撃を受ける前に、システムの弱点を補強する機能です。
- 脆弱性診断: OSや各種アプリケーション(Microsoft, Adobe, Javaなど)の脆弱性をスキャンし、リスクを可視化します。
- パッチ管理: 脆弱性が見つかった際、管理コンソールから一括で修正パッチを適用できます。
- URLフィルタリング: 悪意のあるサイトやフィッシングサイトへのアクセスをブロックします。
2. 攻撃をリアルタイムで検知・遮断(アクティブ)
侵入しようとする脅威を最新のAI技術で食い止めます。
- AIベースの次世代アンチマルウェア: 従来の「パターンマッチング」だけでなく、AI(機械学習)や振る舞い検知を用いて、未知のランサムウェアやウイルスを検知します。
- 自己保護機能: Acronis自身のプロセスやバックアップデータが書き換えられないよう保護する、強固な防御層を持っています。
- エクスプロイト防止: ソフトウェアの不具合を突いた攻撃(メモリインジェクションなど)を阻止します。
3. 被害から迅速に復旧する(リアクティブ)
万が一感染してしまった場合、他社製品にはない強力なリカバリ機能を発揮します。
- 自動ロールバック: ランサムウェアによってファイルが暗号化され始めたことを検知すると、即座にプロセスを停止し、暗号化される直前の状態へ自動的にファイルを復元します。
- セーフリカバリ: バックアップデータ内にマルウェアが潜んでいないかスキャンしてから復元を行うことで、再感染(バックドアの復活など)を防ぎます。
- ディザスタリカバリ (DR): システム全体がダウンした場合でも、クラウド上で仮想マシンとして即座に起動させ、業務を継続できます。
導入するメリットのまとめ
通常のセキュリティソフト(ウイルス対策のみ)と比べると、以下のような違いがあります。
| 機能 | 一般的なウイルス対策ソフト | Acronis Cyber Protect |
| 未知の脅威 | パターン更新まで防げない場合がある | AI/振る舞い検知で未知の攻撃も遮断 |
| 感染後の対応 | OSの再インストールが必要なことも | 1クリックでバックアップから復旧 |
| 管理の負担 | バックアップソフトと別々に管理 | 1つの画面で一元管理が可能 |
導入ヒント:「守る(防御)」と「戻す(復元)」がセットになっているため、万が一防御を突破されても「データが消える」「業務が止まる」という最悪の事態を避けられるのが最大の強みです。


